
海を望む坂の町『塩屋をめぐる』
DOUBLE KOBE 2022 Localの”いま”<神戸市垂水区塩屋 >をベースに活動する出展者をご紹介します。
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#土地の記憶にいまをかさねる
序章-prologue
「ずっとこういう街に住みたかったのかもしれない」。
人と人が近くて、商店街が狭くて、裏路地は迷路みたいだ。目当ての店は住宅街の中に隠れていて、なかなかたどり着けない。歩けばすぐ山があり、海があり、道端でコロッケやワカメをもらう。それが日常の風景。気がつけば皆が集まる場所がポツポツとできていた。
塩屋が熱いらしい、という話題が聞こえてくる。しかし昔から変わってはいない、とも思う。塩屋に行けば美味しいお菓子やイギリス仕込みのスコーン、カカオから作るチョコレート。隣町からは時々パンと焼き菓子が届く。
新しい風が確かに吹いている。
何よりも、話したいことがあってもなくても、そうした店やカフェに行くと皆に会えた。いつでも「帰っておいで」と言われている気がした。
ここには、古いものと新しいものを繋ぐ人達が沢山いたし、きっと、私もそうしていくのだろうと。


出展作家紹介 28
【 塩屋をめぐる ➊ 】
シオヤチョコレート / 福岡 和宏 < 兵庫 >
◎フード
クラフトチョコレート
■カカオ豆を仕入れて、焙煎、製造までを行うビーントゥバー。
ナッツやスパイスの風味のガーナ、ガーナザクザク、
ベリーの様な酸味と旨味が合わさり女性の方に人気のベリーズ。
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シオヤチョコレートは世界の良質なカカオ豆を輸入し
焙煎から包装までを工房にて一貫して作るチョコレート工房です。


出展作家紹介 29
【 塩屋をめぐる ❷ 】
ココベイク / 木下 透衣 <兵庫>
◎フード
パン、焼菓子
■日々の暮らしに寄り添えるよう
徹底して選んだ素材で作るパンとお菓子。
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素材の味を大切に…
シンプルで毎日でも食べたくなるような
パンやおやつを焼いています
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#土地の記憶にいまをかさねる
国産の材料を主に使用して地産地消にこだわり、
生産者様と直接取り引きし自ら収穫に行くなど
素材と向き合いながら材料を調達しております。
生地には黒ごまや抹茶など和の素材も多く取り入れ
手作りのお味噌を使用したりと工夫しております。


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出展作家紹介 30
【 塩屋をめぐる ❸ 】
784 JUNKTIONCAFE / 伊達 尚美 <兵庫 >
◎イートイン
野菜たっぷりの混ぜご飯や
自家製シロップのドリンク、焼き菓子
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神戸の西にある小さな町「塩屋」にあるカフェです。
顔の見える生産者さんから仕入れた野菜を中心に
一汁三菜のごはんやおやつをお出しています。

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出展作家紹介 31
【 塩屋をめぐる ❹ 】
塩屋SCONE / 石川 友香 <兵庫>
◎焼菓子
スコーン
■本場イギリスのご家庭で教わったホームメイドスコーン。
プレーン、チョコ、チョコチップ、紅茶、抹茶ホワイトチョコ。
キルギスの蜂蜜ESPARSET HONEYなど
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神戸市塩屋町の住宅街の中にある
小さなスコーン専門店です。
子供が産まれ、食生活の大切さを知り「安全なものを日常に」をモットーに食事作りに取り組んでいます。
当店のスコーンは、本場イギリスのご家庭で教わった
ホームメイドスコーンで、中がふわふわなのが特徴です。
お子様からお年寄りまで、どなたにも食べやすく、冷凍保存もできますので、朝食やおやつ、夜食と、あらゆる場面でお役に立てればと願っております。
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#土地の記憶にいまをかさねる
小さい時から当たり前のようにあったものが、ふと気づくと幸せを感じることがよくあります。そんな存在になれればと考えています。


出展作家紹介 32
【 塩屋をめぐる ❺ 】
森岡 志保 /森岡 志保 <兵庫>
◎その他
天然精油で創るルームスプレー
森の香りの小瓶、調香ワークショップ
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花、ハーブ、樹脂などの天然精油を調合して、余白を大切にした香りを制作しています。対話しながら香りを組み立てることも。
身に纏う香りは柔らかくほのかに。
他に誇示するのでは無く自分自身の心身を癒すものとして調香しています。
神戸市、塩屋の自宅でワークショップも行っています。
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#土地の記憶にいまをかさねる
森やハーブの群生、自然環境をイメージした調香をし、日本の暮らしに調和した、穏やかで精神性の高い香りを表現しています。香り以外の制作でも地産地消を考えてハーブや蜂蜜を利用します。
塩屋という小さな海の街で、古いものと新たなものが交わる瞬間に身を置き、人との対話を大切にしながら、調香しています。


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出展作家紹介 33
【 塩屋をめぐる ❻ 】
maison de BLANC ET NOIR / 天野 菜美子 < 兵庫 >
◎造形、オブジェ、アクセサリー
ビーズを使用した装身具や
ポリマークレイを使用した装身具
およびオブジェなど。
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神戸・塩屋でアクセサリーやオブジェなどを製作活動をしているmaison de BLANC ET NOIRの天野菜美子です。
今回は塩屋の一員として出展致します。
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#土地の記憶にいまをかさねる
祖母はものづくりで生計を立てている人でした。
物を作り、誰かの手に渡っていく光景を見ながら育ったため
私のものづくりに対する祖母の影響はとても大きいです。
私が今していることも誰かに影響を与えることがあるかもしれない。そう思うととてもワクワクします。
古いビーズで新しいカタチを作り、誰かの手に渡っていく。
それらをまた誰かに受け継いでいけるような
そんなものづくりを心がけたいなと思います。