DOUBLE KOBE 2022 出展者紹介61-63

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出展作家紹介 61

安藤 大悟 <三重>

◎陶
マグカップや珈琲ドリッパー、珈琲焙煎器
リム皿やカップ、ボウルなど 暮らしの中で共に生活を楽しむことのできる器、アクセサリーや、ブローチなど 陶器を身近に感じることのできる装飾具を出品する予定です。

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1991 岐阜県出身
2012 多治見工業専攻科 陶磁科学芸術科 卒業
2012 岐阜県土岐市のタイル製造会社に就職。商品開発を経験。
2017 三重県津市に拠点を移し、陶芸教室/ギャラリーをオープン
2021 同市内にて移転し、陶芸教室/ギャラリーをリニューアルオープン

●主にブレンドした赤土を使用しています。
一目で自分の作品とわかる器を目指し、表面を削りながら模様を装飾しています。しのぎを施す事により出来た山と谷。
焼成時に山の部分の釉薬が薄くなり下地の赤土が見え、しのぎの彫り込みが強調されます。
作品の裏側まで彫り込みを施すことを意識して制作しています。
●青銅器のような青色の釉薬や灰釉の実験を重ね、彫りとの調和が取れた釉薬の表現を常に実験しています。
●三重県生まれの苺〈かおりの〉の葉を釉薬にする取り組みをし、多くの作品に生かされています。

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#土地の記憶にいまをかさねる

生まれ育ったのは岐阜県瑞浪市。陶芸を学んだのは岐阜県多治見市。 美濃焼の産地です。5年ほど前に拠点を岐阜から三重県津市に移し、本格的に作品作りをしていく中で、【この土地】ならではの「何か」をやってみたいと強く思いました。

その際に三重県生まれの苺〈かおりの〉を作る農家の方と出会いました。葉っぱの部分は燃やして廃棄する事がわかり、作品作りに活かせないかと思い、苺の葉を燃やした灰を使用した釉薬作りを始めました。苺の学名から〈フラガリアグラス〉と名付けられ、多くの作品に生かされています。

自分の中に過ごした土地の価値観や美意識みたいなものがあり
それが、今の自分が感じる事。表現したいこと。生まれた時代、育った環境が自分というフィルターを通して手から出ていき、形になっているのだと思います。
それが自分の地域や歴史、日本のDNAなのではないかと思います。

今を生きる自分が作っていくものが、積み重なって次の時代のモノづくりに繋がっていく。気負って、難しく考えることではなく、好きでやってみたいと自然に思う事に今まで培って来たものがプラスされ、自分の表現になっているのだと思います。

その継続をしていく活動が歴史、文化の一部に、
地域に根差した生き方になっていくのではないかと思います。

@ando_daigo.pottery

出展作家紹介 62

遠藤 マサヒロ <神奈川>

◎木
木の器、コーヒー道具、照明、花器ほか

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湘南で木の器や暮らしの道具をつくっています。
長く使えるもの、劣化ではなく変化が楽しめるもの
そんなものがつくれたらなぁと思っています。

@atelier_turn

出展作家紹介 63

阿部 恵里 <愛知>

◎陶
陶器の器、酒器、花入れなどの暮らしの道具

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愛知県立窯業高等専門校卒業後、
三重県伊賀にて伊賀焼を学ぶ
現在、愛知県瀬戸市にて工房をかまえる

「心を幸せにするうつわ、人を健やかにするうつわ」
人がものを食べると、そのものがより美味しく感じるのは、器の力が大きいのではないかと思います。

それは、その人のお気に入りだったり、思い出のうつわだったり、人それぞれの大切なストーリーがのっかって、より美味しさを感じることができる。意識せずとも体は感じる。
使う人が幸せを感じられる、そんな願いを込めて制作しています。

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#土地の記憶にいまをかさねる

伝統的な釉薬、土が感じられる陶器の質感

手にされたお客様から、懐かしさのような安堵感のような安心感のような言葉では表せないような感情に包まれるというようなことをよく言われます。

きっと、何万年も前から自然とともに暮らしてきたヒトの記憶が土に触れて共鳴しているんだろうなぁ、と思います。
土も原料も遠い遠い地球そのものだから

@abeeri_jp

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